昨日のユニコーン・ツアー初日@ 三郷市文化会館、追記
2011.05.27 15:00
本来なら、ユニコーン『Z』の全曲解説に戻るべきですが、一夜明けても
昨日のライブの興奮が、ちょっとまだクールダウン不可能なので、
またそのことについて書きます。
昨日、私、とにかくもう、
びっくり!
な、ライブだったと書きました。
なので、ひたすらびっくりしながら観ていたんだけど、途中で、なぜ
ユニコーンが、今回のツアーをそういうものにしようと決めたのかが、わかった。
なぜか。
普通にやると、2年前のツアーに、遠く及ばないからだ。
いや、内容そのものとか、音楽そのものの話ではありません。
単に、「2年ぶり」のツアーが、前回のツアーの「16年ぶり」という
インパクトに、かなうわけがない、という話です。
前回のツアーでは、5人がステージに姿を現した段階でもう号泣、
という人がいっぱいいたけど、今回はそんなことないだろう、ということです。
あたりまえだ。あたりまえなんだけど、そのあたりまえを、
よしとしなかったのだ、ユニコーンは。
ということだと思う。
16年ぶり、みたいなインパクトは、今回はない。
でも、「ないですよ、そういうの。普通にやりますよ」
というライブ、ちょっとどうなのか。
そういうのがないこと込みで、それでもツアーに集まってくれた
お客さんたちを、そのまま帰していいのか。
よくないと。
それでは申し訳ない、というのもあるだろうけど、それでは自分たち的に
おもしろくない、という方がでかいのではないか、と思う。
じゃあ何をやればいいんだろう、と考えて、行き着いた答えが
「びっくり!」なライブだった。
というのが、私の解釈です。
実際どうか知らないし、ご本人たちにもスタッフにもききませんが。
写真は、昨日の三郷市文化会館。開演前。