SIGHT2011年夏号、発売5日目です

SIGHT2011年夏号、発売5日目です

SIGHT最新号、発売5日目です。
おかげさまですごく売れていて、毎日どんどん追加注文をいただいております。
ありがとうございます。

総力特集のリードで、渋谷も書いていますが、この号の総力特集、
「自民・東電・メディアが作った原発日本」というタイトルですが、
「自民と東電とメディアが悪いのだ」という趣旨の特集ではありません。
というか、それも含まれている特集ではあるけど、
「というわけで、悪者はこいつらです。以上」
というような簡単な話ではない、ということです。

10代や、20代や、30代前半の方だと、また違うと思うが、僕くらいの
年代(42歳)だと、「原発がこんなに危険なものだったなんて」とか、
「だまされた、電力会社も政府も安全だって言ってたのに」とは、
正直、言えないところがある。
危なくないわけがない、危険きわまりないに決まっている、と思っていたので。
もちろん、各電力会社が、「安全です」というキャンペーンを
張っていたのも知っていたが、そんなの全然信じていなかったし。

で、何が言いたいのかというと、「原発は危ない」って知っていたのに、
それを頭の中でうやむやにしてしまっていた、という、
自責の念とか後悔とかが、正直、あるわけです。

僕の世代は、チェルノブイリをきっかけに、1980年代中盤から後半にかけて
起こった、世の中の反原発の動きを、リアルタイムで知っている。
遠い海外の出来事ではあったけど、でも、ザ・ブルーハーツ
「チェルノブイリ」も、佐野元春「警告どおり 計画どおり」も、
RCサクセションやザ・タイマーズの作品も、当時、あたりまえに
聴いていた。ロック・ファンだったので。
広瀬隆の「危険な話」も、読んだ。ベストセラーだったので。

で、ロックにや本に限らず、さまざまなメディアで、原発問題が普通に取り上げられていた。
RCの『COVERS』が、東芝EMIの親会社の圧力でリリースできなくなった時は、
すべてのメディアで報じられるほどの、大騒ぎになった。

そのように、昔は原発問題って、もっと普通に、カジュアルに語られていたのに、
それがそうじゃなくなったのはなんでなのか。ということも、考えたいわけです。
ただ、「語られなくなったんだから、俺が頭の中でうやむやにして
しまったのも、しょうがない」という気持ちには、なれませんが。


そういうようなことを考えながら、この号の編集後記を書きました。
まだの方、とにかく、ぜひ読んでいただければと思います。
詳しくはこちら。http://ro69.jp/product/magazine/9
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