昨日の、フラワーカンパニーズ @ 恵比寿リキッドルーム
2デイズの1日目の話を書きます。

なんで今頃書いているのかというと、昨日、このブログで
愚痴ったように、ガラケーからスマホに代えたところ、
使い方がマスターできなくてあっさりパニックに陥り、
ライヴを観終わったら、ちゃっちゃとケータイでなんか書く、
なんてことは、まだとてもとてもできないからなのでした。

昨日、ひとりで大騒ぎした結果（どのくらい大騒ぎだった
かというと、docomoの人にちゃんと説明を受けたにもかかわらず、
充電をできるようになるまでに30分かかったくらい、でした。
ばかだと思います、自分でも）、電話に出ること、電話をかけること、
メールを受信して読むことは、なんとか、できるようになりました。

メールに返信する、までは、まだできないのですが。
あのタッチパネルというやつが、なんかもう、ああもう、
iPadくらいでかければわかるけど、なんであんなちっちゃいのを
みんなパッパと打てるんだ。
電車の中とかでみなさん普通に触ってるのを見て、「すごいなあ」と思います。
私的には、20年近く前の、
「原稿用紙に手書きからワープロへ」
の時以来の、ものすごいトライアルです。
その前はなんだろう。と考えて、思い当たったのが、
保育園だったか小1だったかの頃、
「補助輪を外した自転車に乗れるようになるまで練習したこと」
でした。
あの時も、町行く人たちが自転車ですいすい走っているのを見て、
「みんなすごいなあ」と思ったんだった。

あと、タッチパネルって、老化が激しい40歳以上の肌には、
反応しづらい作りなのではないか、という疑いを、今、私、持っています。

昨日ご迷惑かけた皆様、本当に申し訳ございませんでした。
ライター高橋智樹さんからは、

>僕もスマホ初日は危うく叩き壊しそうになったのを思い出します。
>しかもその直後フジ苗場で充電はあっという間になくなるし……
>頑張って慣れてくださいね（←上から目線）

という励ましのメールをいただきました。ありがとうございます。
私も、エレカシ宮本がウォークマンを地面に叩きつける映像が
（そういう事件が昔あったのです。本人がジャパンのインタヴューで
語ってました）、昨日、頭を何度も何度もよぎりました。
というか、今もよぎっています。

あと、このサイズのスマホって、別に頭にきてなくても、手に持つと、
つい、ぺシーン！ って床にたたきつけたくなりません？
と、メンコで遊んだことのある（おそらく）最後の世代である
私は、思ったりもします。


いつになったらフラカンのことを書くのか俺は。
ここから書きます。

このライヴは、フラカンがライフワーク的にやっている、
「かぶり曲なしの2日間」という企画で、同じ場所で2デイズやって、
1曲たりとも同じ曲はやりません、というもの。
前に観た時は「アンコールだけは同じ曲あり」でしたが、今回はどうなんだろう。

で。今日、1曲もかぶらないんだから、昨日どんな曲やったか、
書いてもいいよね、マナー違反じゃないよね、と一瞬思ったけど、
考えたら、「かぶらないから」ダメなのでした。
昨日この曲やった、って書くということは、今日はその曲をやらない、
と、バラすことになるわけなので。

えーと、じゃあ、曲以外のこと。
とりあえず、びっくりするくらい音がでかかった。
なんだその感想は。いや、私、20年近くこのバンドのライヴを
観ていますが、これほどまでにでかかったのは、昔、新宿日清
パワーステーションで、8月にウィークリー・ライヴ
（1ヶ月間、毎週ライヴをやるというパワステ独自の企画。
イエモンとかもやっていました）を、やった時以来じゃないかと思う。
バンドの都合とか、PAの片山さんの都合というよりも、単に、
恵比寿リキッドルームが、でかい音で鳴らしてもわりと大丈夫な
ハコであるとか、そういうじような事情なんじゃないかな、と思いますが。

で、別に、音がでかけりゃいいってもんじゃないけど、
中には「でかすぎるよ！ これじゃ音のディテールがきこえないよ！」
みたいなライヴもあるけど、昨日のフラカンに関しては、
それがいい方向に作用していた。
特に竹安と小西。
竹安のギター、すんげえ暴力的でやたらかっこよかった。
ちょっとアベフトシを思い出させるカッティング、竹安は
時々やるんだけど、それ、昨夜は際立ってました。
あと、小西、聴いていて、時々「あれっ？」って思うくらいよくなっていた。
これは音量関係ないかも。2拍4狛のビートの感じ自体が、
聴いていて気持ちいい感じになっていたので。
プレイそのものが進歩したのかもしれません。

あと、このように、歴代のいろんな曲が入り乱れるライヴにおいても、
昨年リリースの最新アルバム『チェスト！チェスト！チェスト！』
（上のジャケのやつ）の曲たちが、どれも、ライヴ全体の中における、
キラー・チューンの役割を担っていた。
なので、「ああ、やっぱりあのアルバム、すごくよかったんだなあ」
と、改めて思ったりもしました。

本日は高橋智樹が行って、ライヴレポを書いてくれます。
明日アップです。ぜひ。

私はこれから、平井堅のさいたまスーパーアリーナ2日目に行ってきます。
これもライヴレポ、明日アップですが、昨日と同じく、
観終わってすぐちゃっちゃとブログを書ける気はしないのでした。