「かわ」の話

「かわ」の話

a flood of circle、初のライヴDVDをリリース。初回盤は皮ジャケ

というニュースを、お昼にアップしましたが
(これ http://ro69.jp/news/detail/68202)、
私、「皮ジャケ」とか「皮ジャン」という言葉を見るたびに、
不思議に思うことがあります。

「皮」じゃなくて「革」じゃないの?

という。
いや、このニュースを書いたスタッフに、文句をつけたいわけではありません。
たとえば、ザ・クロマニヨンズには、
「オートバイと皮ジャンパーとカレー」という、マーシー節
炸裂の名曲がありますが、あれも「皮」だし、一般的に、
「革」よりも「皮」が使われていることの方が、多いと思う。
特に、PC・ワープロの普及以降は。

いや、国語的な意味合いでいうと、どっちが正しいのかは
知らないんですが、なので「皮」が正解なのかもしれないんですが、
でも、「皮ジャン」よりも「革ジャン」の方がかっこよくない?
字面として。
俺だけか? そう思うの。


調べてみました。goo辞書の国語辞典で。

皮:
1 動植物の肉・身を包んでいる外側の膜。表皮。
2 物の表面にあって、本質を覆っているもの。
3 物事の表面にあって、本質を覆っているもの。

革:
1 動物の皮から毛を取り去り、陰干ししたもの。かわ。
2 革でつくった武器や楽器。
3 たるんでだめになったものを立て直す。あらためる。
4 「改革」の略。

だそうです。
じゃあ「革ジャン」の方が正しいのか。
動物の皮から毛を取り去ったものでできてるし、あれ。

私、80年代に10代を過ごしたので、当時、革ジャンというと
それはもう憧れであって、特にその最高峰に位置するのが、
ライダーズの革ジャンでした。
でも、高校生大学生の頃は、金額的に手が届かず、
働きはじめて多少自由になるお金ができた頃には
「俺がライダーズ着てるのってサムくないか?」
という判断ができる程度には分別がついてしまっており、
なので、結局、人生において一度も所持したことがありません。
このままだと、死ぬまで着ずに終わりそうです。

上は、そのa flood of circleのライヴDVD『LOVE IS LIKE A
ROCK'N'ROLL The Movie -見るまえに跳べ、何度でも-』の、
初回限定盤の革ジャケ。
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