『夢を追う旅人』は明治の企業CMソング、もう一方の『i am hungry』はドラマ『侠飯～おとこめし～』のオープニング曲となっています。どちらも、このやりきれない世の中に遠慮するでも開き直るでもない、ストレートなパワー全開のロックソングです。
しかも、ここ数年のエレカシのシングル曲群にあった重さと壮大さを突き抜けるような、そして渋い色使いから一気にカラフルになったような、そんなポップさに溢れています。
来年はデビュー30周年のアニバーサリーイヤーで、今まさに絶好調のエレカシ。宮本浩次のロングインタビューの一部を、本日8月30日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』10月号からお届けします。覚醒したような宮本の撮り下ろし写真も必見です。
●自分の歌で自分が元気になりました。この“夢を追う旅人”と“i am hungry”、この2曲毎日聴いてるんですよ。朝、まずこれを目覚ましにしてですね。当面の自由を自分の歌声で獲得した感じがして
●俺、『扉』っていうアルバムの“パワー・イン・ザ・ワールド”っていう曲で、《全部使い尽くせ／おのれの全部使い果たせ》って言ってたけど、自分の声を使い尽くしてない感じがしたのね。今回は、俺、自分の全部使って歌ってる声だと思った
●非常に戦闘能力の高い楽曲を、ものすごいいろんな人に「宮本さん、あんたの歌こうでしょ」と言われながら歌ってみたら、ほんとにそれだった。ジャケットも、「今さら頭なんかグシャグシャにできるかよ～」みたいなふうにしてやったら、みんな「これだよ～！」みたいな。答えを全部、自分で持ってたのに気づかなかった
●自分たちが歩んできた道を肯定できたっていうふうに今は思えてて。デビュー30年、４人でエレファントカシマシでやることにこだわってきたけど。エレファントカシマシでいてほしいっていうかね
続きは本日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』10月号で！
