野田洋次郎、illion 3年ぶりのアルバム『P.Y.L』での挑戦を語る

野田洋次郎、illion 3年ぶりのアルバム『P.Y.L』での挑戦を語る
2016年10月12日(水)、3年ぶりにリリースされるillionのセカンドアルバム『P.Y.L』。
野田洋次郎が、サンプリングとトラックメイキングという、これまでとは全く違う手法で生み出した、とても抽象的で創造性の塊のような音楽だ。

そもそもillionは東日本大震災が起きたあとの行き場のない気持ちをきっかけに始まった。『P.Y.L』は、『UBU』の精神的な拠り所的な意味合いとは大きく変わり、なんの制限もない、自由に音と戯れる実験的な探求の場のようだ。野田洋次郎の、膨大なインスピレーションとクリエイティヴィティが、むくむくと羽ばたいている。

『ROCKIN'ON JAPAN』10月号と2号連続となるロングインタビューの後編。
楽曲や歌詞についてさらに踏み込んだ、その一部をお届けします。

●『君の名は。』って劇伴は、無尽蔵にオーケストレーションが、ほんとに好きに作れて。次にどこに自分が向かうかっていった時に、ちょっとヒップホップ的な、リズムをまず作って、サンプリングとトラックメイキングっていう手法というか。新たなおもちゃを見つけてしまって

●RADではずっと言葉を費やしてきた側というか。あとやっぱり音楽を構築してきた側だし。でも天邪鬼なもんで、やっぱり違うところに行きたいっていう夢がずっとあった

●今回のアルバム全部、音から引っ張られてるんで。意識的に何か書こうってことはなくて。音が求めてる歌詞に全部してこうっていうのがすごいあって

●RADがどんどん開いていけば開いていくほど――だから今すごくRADもいいんですよね。すげえなって曲がいっぱいできてって。だから余計にもう片方の曲が際立ってきて。おもしろい

●インストのアルバムも作れるかもしれないし、すべて全員ゲストボーカルのアルバムもあり得るなと思うし。illionはなんだってあり得る場に常にいてくれれば、また自分にとっても帰れるというか、そういう場所があるってだけで余計に開けるっていう気もする

続きは発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』11月号で!
野田洋次郎、illion 3年ぶりのアルバム『P.Y.L』での挑戦を語る
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143342
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