とけた電球、最悪な少年、突然少年、yonigeという実力派な盟友、先輩バンドを迎え、下北沢Daisy Barで行われたツアー初日を観た。
(チケットはソールドアウト!)
初の全国流通盤にして、今のバンドの現在地と衝動をありったけ詰め込んだ『tokyo』。
そこにあるエネルギーが本当に生々しく伝わってくるライヴだった。
粗削りで飾りっけのない音なのに、ひとつひとつのメロディ、フレーズが胸に一直線に、そして深く刺さってくるのがすごい。
彼らの「感情」が目に見えるような音だ。
「僕は共感を得るために歌っているのかもしれない。恋愛の歌とか歌えないし」とヴォーカルの横山はやや自嘲気味に言っていたけれど、
もし彼が自分のために歌おうとも、きっと目の前の人に届いて、その人の歌になってしまうんじゃないかと思う。
そんな力がKOTORIにはある。
まだまだツアーは続いていく。ぜひ多くの人に、彼らの一瞬一瞬が放つ輝きを体感してほしい。(後藤)
KOTORI『tokyo』ツアー初日を観た!
2016.10.24 07:19