宇宙まお、史上最高傑作『ベッド・シッティング・ルーム』を語る!

宇宙まお、史上最高傑作『ベッド・シッティング・ルーム』を語る!
宇宙まおの新作フルアルバムが本日4月26日にリリースされました。

前作のミニアルバム『7つのうた、あなたの虹になれ』からは約1年半ぶり、フルアルバムとしては3年ぶりとなる待望のリリース。

このアルバムには、1人の女の子が成熟した女性へと変化をしていく、まさにその過程の惑いと強さとしなやかさがそのまま包み隠さず表現されています。
それでいて、それぞれの楽曲が1つの物語として、同世代女性にリアルに響く普遍性を宿し、とても完成度の高いポップソング集に仕上がっています。
宇宙まおのひとつの到達点とも言えるような名作を、ぜひ聴いてみてください。
すべてのポップファンにオススメです。

思わず口ずさみたくなるようなメロディ、透明感のある高音域はもちろん、中〜低音域で響く憂いを帯びた歌声は、これまでと変わらず彼女の武器として存分に効いています。
でも、今作で一番大きく変化したのは、やはり「歌詞」。
切ない恋愛ソングである、タイトル曲〝ベッド・シッティング・ルーム〟にしても、ただ「悲しい」「やりきれない」という感情をストレートに歌うのではなく、孤独の中で自分自身の気持ちと向き合いながら、その思いを、その部屋の空気感までも感じられるようなリアルな風景として綴ることに成功しています。
宇宙まおは、作詞家としてかなり洗練された表現方法を今作の制作で体得したようにも感じます。
「もう『成長』ではなく、『成熟』していくべき時期」だと彼女自身が語っていたように、大人へと近づいていく宇宙まおの魅力を、このアルバムで存分に感じられるはずです。

なぜ彼女は今作でシンガーソングライターとして、またひとりの女性としての成熟を、これほどまでに表現することができたのか──。
その変化の理由を探るべく、ロングインタビューを行ってきました。

バンドを解散して、ソロとしての活動がまる5年を迎えた今、これまで、そしてこれからの音楽への向き合い方についても語ってもらっています。

ぜひ、「ROCKIN’ON JAPAN」6月号のインタビュー記事をチェックして、今の宇宙まおに触れてみてください。(杉浦美恵
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