ゆず、20周年の真っ最中に突然届けられた2枚のEPに込められた挑戦、今こそ王道を進む覚悟、そのすべて

ゆず、20周年の真っ最中に突然届けられた2枚のEPに込められた挑戦、今こそ王道を進む覚悟、そのすべて
20周年を記念したオールタイムベストを大ヒットさせ、見事なドームツアーを準備し、敢行していく中で突然ゆずから届いた2枚のEP『謳おう』、『4LOVE』。このスケジュールの中、20年選手から新曲が届けられるだけでもインパクトがあるが、それが一挙に8曲というのは驚嘆のひと言に尽きる。
ゆずを表す言葉には、普遍性、ポップ、カラフルなど色々あるが、本人たちの発言も含めて思うに、ゆずの歴史においてもっとも大事な概念、それは好奇心なのだと思う。その好奇心が「新しい」ものを求めるだけでなく、いつだって「自分たちのやりたいもの」と「みんなの聴きたいもの」が重なった真部分集合地点を堂々と進んでこれたから、ゆずは絶対的にポップなのだ。
発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』からその発言の一部をお届けする。

●ほのぼのしたイメージとは別に、やっぱり戦いの連続で。それはイメージだったり、挑戦だったり、そういうものと裏側ではバトってきた部分もあって。でも、それを乗り越えて乗り越えて20年経って、自由を手にしたっていうか。今、自由というギフトをもらえた気がして(北川悠仁)

●ゆずの歌のパターンって、何個かあるんですけど、(“カナリア”は)どのパターンにもはまらない、ニューワールドというか。新しい引き出しを作んないと、この衣装入んないね、みたいな感じ。だから新たに組み立てないといけないなって思ってましたね。それぐらい、きっといろんな実験をしてスタジオに持ってきたんだろうなっていうのは伝わったし(岩沢厚治)

●20年を振り返ってひとつ句読点で「。」がついた気はしつつ、でも自分たちの歴史って常に挑戦の繰り返しだったんだなって。やっぱり、次、新しいものをみんなに届けたいって気持ちがどんどん湧いてきちゃって、それが止められない感じでしたね(北川)

●20周年もそうですけど、立ち止まるのとはちょっと違って、進みながら後ろを振り返って、そこにピンを指すみたいな、通過点に一度点をつける時期が大切なんだなと。みなさんと言うよりは、僕の中の碑と言いますか。たまに振り返ることって大事だなって、こういう(“保土ヶ谷バイパス”みたいな)曲を作ると思わされますね(岩沢)

●ニュートラルになれたのは、腹をくくれたんですよね。前はやっぱり、くくり切れてない部分もあって。いや、あっちもある、こっちもある、って思ってたけど、ゆずはこれをやっていくんだっていうね。やめないほうがいいと思って。そこから逃げずにいこうという気持ちがニュートラルに出てきたんですよ(北川)

続きは発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』8月号で!
ゆず、20周年の真っ最中に突然届けられた2枚のEPに込められた挑戦、今こそ王道を進む覚悟、そのすべて
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143796
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