8月2日にシングル『顔』をリリースしたCIVILIANのコヤマヒデカズ(Vo・G)、純市(B)、有田清幸(Dr)に取材しました。
タイトル曲“顔”は、容姿に対して抱くコンプレックスを描いています。
「自分の顔が嫌いでたまらない主人公」「主人公の誕生日を祝ってくれる人々」――両者の関係性から浮かび上がる物語が生々しいです。
この曲を聴いて「容姿なんて全然気にしなくていいよ!」というような晴れ晴れとしたメッセージを感じる人は、おそらくいないと思います。
しかし、絶望的な歌では決してないのです。靄がかったポジティブさとでも言いましょうか。
諦念と覚悟が入り混じった前向きな一歩が記されているのが、“顔”の素敵な味わいです。CIVILIANならではの作風を、ぜひ実際に聴いて噛み締めてください。
今作について語ってもらったインタビューは、発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』9月号に掲載しています。
読んで頂けると嬉しいです。(田中大)
CIVILIANに取材、新曲“顔”が素晴らしいです。
2017.08.03 21:52