唯一無二なJQの声と、各メンバーが奏でるキャッチーなフレーズがつくる、音の波に溺れるのが本当に心地よかった。
自分たちが気持ち良い音楽を鳴らすことからすべては始まるんだという飾らないスタンスが、観客までも巻き込んで、気持ちよくさせてしまうという構造。
その基本的な立ち位置を大事にしている姿勢が素晴らしいと思った。
あえてライブ終盤で「よろしくお願いします。Nulbarichです」とJQが言った時、ハッとさせられた。
まだまだ彼らは始まったばかりなのだ。
今年の11月には武道館公演を行うことを発表。
この勢いがどこまで広がっていくのか、楽しみだ(荒木)