タイトル曲“きらめきDancin’”が、ものすごく強力です。
ファンクもソウルもロックもJ-POPも凝縮した感じのこの曲の印象を、「ミラーボールが自発的に回転し始めそう」と言ったら言い過ぎなのでしょうか?
でも、本当にそんな気がするくらい踊れて、楽しい気持ちになる曲なのです。
ブラックミュージックが好きな人も「このバンド、何だろう?」と気になるでしょうし、ロック愛好家も痺れるポイントが満載の“きらめきDancin’”は、彼らのファン層を広げることに繋がると思います。
みなさんもご存知の通り、今年の1月にドラムの田邊有希が脱退して、BRADIOは新体制となりました。
長らく4人組で活動してきた彼らにとって、この変化は様々な意味で大きかったはずですが、立ち止まることなく、良い音楽を生み出すことに対する真っ直ぐな情熱を燃え盛らせているのが、今回のシングルです。
真行寺貴秋(Vo)、大山聡一(G)、酒井亮輔(B)は、どのような想いを抱きながら制作に取り組んだのか?
その点に迫ったインタビュー記事は、発売中のROCKIN’ON JAPAN 5月号に掲載していますので、ぜひ読んでください。(田中大)