そもそも『夏を好きになるための6の法則』という作品が2013年にリリースされていて、今回の作品を『part.2』としたのは、畠山いわく「ノリ」。本来は「part.2とか作るのは好きじゃないし、作れと言われても作らない」と言う畠山が、今回は「冗談みたいに楽しくて、ユーモアが多めのものを作りたいなっていうのが自分の中にあった」と語るとおり、全6曲、リスナーもバンドメンバーも、深読みなしで純粋にバンドが鳴らす音を、そのノリだけで楽しんでオッケーという内容になっていると感じました。その突き抜け具合、そのモードはどこからきたのか。すべての楽曲を制作するフロントマン、畠山承平(Vo・G)にインタビューしています。いやあ、今回も彼の話は面白かった。
このロングインタビューは現在発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』10月号に掲載しています。今のミイラズ、そして畠山のモードを明確に理解できる、興味深い内容になったと思うので、ぜひ、この新作とともにご一読ください。それにしても、この新作の楽曲たち、ライブでどんなふうに鳴るんだろう。それもまた楽しみ。(杉浦美恵)