まさにGLIM SPANKYのロックの理想郷。4thアルバム『LOOKING FOR THE MAGIC』を語る

まさにGLIM SPANKYのロックの理想郷。4thアルバム『LOOKING FOR THE MAGIC』を語る
4作目のフルアルバム『LOOKING FOR THE MAGIC』を完成させたGLIM SPANKY・松尾レミ&亀本寛貴にインタビュー。

サイケデリックなロックの幻想性に満ちた「GLIM」サイド、ロックのエッジ感で時代に一撃を与える「SPANKY」サイド、という両面を併せ持つGLIM SPANKYの音楽性が、それこそ「GLIM」の豊潤さでもって「SPANKY」の闘争性をも抱き締めたような、ふたりが追い求めてきたロックの理想郷と呼ぶべき風景がここにはある。
“THE WALL”に始まり“アイスタンドアローン”に終わる、ロックの孤高性の象徴だった前作『BIZARRE CARNIVAL』とは大きく異なる音世界だ。

今年5月には初の日本武道館ワンマンを敢行、7月にはフジロックのグリーンステージに出演、とライブにおいても躍進の目覚ましかったふたりだが、今作に大きな変化をもたらしたのはライブ面での成長のみならず、“TV Show”“Looking For The Magic”の2曲で経験した初の海外レコーディングだった。
インタビュー冒頭からいきなりマニアックな(しかもビンテージ楽器とかではない数値系の)話から始まるが、最後まで読んでいただければ、ふたりが海外レコーディングとアルバム制作を通して何を獲得したのかが伝わることと思う。

「ロックミュージックは/バンドサウンドはもっともっと楽しく気持ち良くなれる」ということをリアルに体感させてくれる『LOOKING FOR THE MAGIC』は11月21日リリース。10月30日発売の『ROCKIN’ON JAPAN』12月号掲載のインタビューを読みながらじっくり聴いていただきたい。(高橋智樹)
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