今の焚吐のモードを表すライブだった。
デビューシングル曲の“オールカテゴライズ”からほぼほぼ時系列に沿ったセットリストで、焚吐の3年間の歩みを、直接感じられる濃厚な2時間。
焚吐はこの3年間で、大きな変化をしてきたと思う。
内向的だった楽曲たちが、ライブの後半に向かうにつれて、どんどんオープンになっていくのがそれを示しているし、何よりも、観客を巻き込み、ひとりではなく、
すべてのリスナーとともにライブを作って行こうとする姿勢が、その変化と成長を確信させてくれた。
来年2月に2ndアルバムをリリースすることも発表。
次の変化が楽しみだ。(荒木)