《私はピラニア人造人間 誰かを食べなきゃ生きられない》というおどろおどろしい叫びから始まるディープなロックナンバー“ピラニア型人造人間”で幕を開けるPIGGSのメジャー1stアルバム『RAWPIG』。
これまで以上に、いや、これまでにないほど深く、激しいロックアンセムが詰め込まれた今作には、今年彼女たちに起きたさまざまな事象(喉の治療によるプー・ルイの活動休止やメンバーの脱退、そしてそれに伴う4人でのライブ活動、新メンバーオーディション、新メンバー2名が加入して6人体制へetc……)を乗り越え、メジャー1作目のアルバムとして、「メジャーだから」とか「メジャーらしく」といった影は一切なく、極限までに「PIGGSらしさとは何か?」を追求した作品となった。
サウンドプロデュースを務めるRyan.Bも今回インタビューに参加してくれたが、彼女たちの紆余曲折を身近で支えながら「本当のリアルを追求したロックアルバムを作らないと前に進めないと思ってた」と制作背景を話してくれた。社長兼プロデューサー兼メンバーでもあるプー・ルイも、「今回のアルバムは原点回帰」だと名言している。
プー・ルイの盟友でもある松隈ケンタが楽曲制作に参加したピアノロック“Route 91665”では《もう不貞腐れないさ 一周回ってゼロ地点でDANCE》と自らの現状を顧みて、そしてそれを力強く鼓舞するように《飽くなき疾走way》と高らかな歌声が響いてくる。
彼女たちの生き様が刻まれた今作について迫ったインタビューは、絶賛公開中です!(橋本創)
PIGGSがメジャー1stアルバム『RAWPIG』で放つ剥き出しのロック魂! プロデューサーRyan.Bとともに語ったインタビューが公開中!!
2023.10.27 17:30