ヤマトパンクス(Vo・G)もMCで「ややこしい大学生のiPodみたい」と言っていたが、PK shampooと縁の深いアーティストを中心に声を掛けたという今回のラインナップは、彼のプロデュースでしかなし得ない異色のラインナップ。
サーキットの最中、ヤマトは会場中を歩き回り、他のアーティストのステージ上にも登場して酒を飲みまくっていて、自分たちの出番の頃にはかなり酔っ払っていたのか、最後の最後まで「PK shampooです」と何度も挨拶をしていたのが最高だった(笑)
そんな状態でも、というか、そんな状態だからこそ繰り広げられるエモーショナルなライブパフォーマンスを、客席のオーディエンスは食い入るように見つめ、感情を爆発させ、一言一句間違えずに大合唱していて、その光景はこのサーキットの締めくくりに相応しい、美しい光景だった。とにかくお客さんの熱量が高く、途中、横から猛スピードで走ってきた女の子に(止まりきれずに)抱きつかれたりもしたが(笑)、一秒でも長くライブを観たい!というその熱量が素敵だなあと思った。
PK shampooをはじめとする一部のアーティストは撮影がOKだった今回のサーキット。ヤマトがギターを投げたその瞬間をとらえた写真をおすそ分け。
インタビュー記事はrockinon.comにて近日中に公開予定。今回のサーキットについても話を聞くので、ぜひチェックしてください。(竹内ほのか)
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