椿屋四重奏、5年ぶりの野音

椿屋四重奏、5年ぶりの野音

全国ツアー中の椿屋、今日は日比谷野音。なんと5年ぶりの野音だという。
「あの頃は何もかもが拙かった」と中田が語っていたか、実に堂々としたぶっとく、したたかなパフォーマンスだった。

男性コーラスが加わった6人編成のバンドアンサンブルがとてもいい。虚飾がなく、必要な音だけで立体的に組み上げられている。

そして、なんと言っても、この「丸の内」という場所が、最高にこのバンドを引き立てている。
ファンクも、ジャズも、昭和歌謡も、なぜかスパニッシュ風なヒップホップも、すべて貪欲に飲み込み、キラキラと輝かせる。

ドラマ『モリのアサガオ』のエンディング“マテリアル”も演奏された。開かれた風通しのよさが、野音に似合っていた。11月にシングルリリースされる。

写真は終演直後の3人。
まだまだツアーは続く。

(井上)
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