ここまで熱く煮えたぎったAXを体験するのは、本当に久しぶり。もう、びっくりするほど熱いライヴだった！　
１月のAXも当然ながら熱かったが、今日は５日間の祭りの最後ならではの、無尽蔵なエネルギーがギラギラするほどほとばしっていた。

5DAYSとしては4度目だが、今回のように多くの対バンが出演する形式は初めて。しかも、とんでもなく個性的なバンドばかり。
これだけ色んなバンドと同じステージに上がると、自分に足りないところなんかが見えて勉強になった、みたいなことを終演後、J本人が言っていて驚いた。
あんな壮絶なライヴをやったばかりの人が口にするとは思えない言葉だが、こうやって常にゼロ地点から世界を見つめ、新しい目標にチャレンジしながら、キャリアを積み重ねてきたのがJというアーティストなのだ。

ソロを始めたばかりの時、JAPANのインタビューで、スタンディングに馴染みがなく戸惑っている観客に対して、こういう形のライヴの楽しみ方を一つ一つ観せたい、というようなことを語っていた。
今日、狂おしいほど自由に弾けまくったフロアを観て、彼が14年かけて作ってきた遊び場の素晴らしさに感動した。

次に会う時まで、絶対に、絶対に、くたばんなよ！
という最後の約束の言葉、いつにも増してぐっと刺さった。

詳しくは、明日アップされるライヴレポートをぜひ。(井上)