LUNA SEA、22周年目の第一歩

LUNA SEA、22周年目の第一歩

『LUNA SEA 3D IN LOS ANGELES』劇場試写会の話は昨日書いたが、5月29日はバンドの結成記念日でもあった。
22周年を迎えるLUNA SEAが5人全員集合し、祝福モードの中、新しい一歩を踏み出したわけだ。

ファンからの「メンバー自身が撮ってみたい映画は?」という質問に対して、
真矢は「『パイレーツ・オブ・カリビアン』を意識してこんな眼鏡をかけてますが、大橋巨泉さんみたいになってます」とボケながら、撮りたい映画は「『サザエさん』で、SUGIZOを波平に」と言って会場を沸かせた。
Jは「それぞれのメンバーのストーリーに迫ってみても面白いのではないかと」、
SUGIZOは「『パイレーツ・オブ・カリビアン5』」とかましながら「月でPVを撮ってみたい」と夢を語り、RYUICHIに「酸素がないと歌えない」と突っ込まれていた。
RYUICHIは、この映画の続編を撮りたい、とキレイに締めた。
5人のキャラが立った微笑ましいやりとりだったが、会場を移しての記者会見では、さいたまスーパーアリーナに向けて、LUNA SEAとして何ができるかを考えている、とRYUICHIは代表して語っていた。

たとえば自家発電ができないのか、とSUGIZOの口からごく自然に出てきた。普通考えればかなり難しいことだろうけど、何ができて何ができないのかを一つ一つ検証し新しい体験へとつなげていくことがLUNA SEAらしさなのだろう。
配信シングル“PROMISE”も、本当は100円でも100万円でも自由な値段で買えるようにしたかったが独自のシステム構築に数ヶ月かかると言われ無理だったので3段階にした、とJAPANのインタヴューで語っていた。

「ロックバンドを映画にしてもらえることはあまりないと思うけど、僕らがムキになってやってきたことのひとつのご褒美なのかと」と、Jは語っていたが、まだまだムキになりっぱなしだ、このバンド。

写真は、会社の一眼レフを取りに行かなかったことを猛烈に後悔しながら撮影した現場の様子。雰囲気だけでも伝われば。
(井上)
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