クリープハイプがホストとなって実現したかなり異色な対バン@下北沢デイジーバー。
同世代で、かつて同じライヴハウスでよくライヴをしていたというこの2組。対バンはかれこれ6年ぶりとか。
新曲も組み込んでたっぷり聴かせたクリープハイプ。
彼らにとって慣れ親しんだ箱だからか、羽を伸ばしたような伸びやかさがあってMCも先日のクアトロワンマンの時よりか、リラックスモード。
だけど演奏はというと、緻密なアレンジの中にも時折4人のグルーヴがグワッとうねりを上げる瞬間があって、それが今まで感じたことのない感覚でゾクッとした。
そしてFOUR GET ME A NOTS。
いつもとタイプの違うオーディエンスを前に、どんなライヴになるんだろう?なんて思っていたのだが、彼らはいつもどおり。
直球でガシガシ攻めこんでくる3ピースの骨太パンクサウンドはラストまでそのスピードを緩めることなくひたすら熱を上げていって、終盤にはフロアにモッシュを起こしていた。
最初に「異色な」とか書いたけど、観終わった時には「ジャンルとか関係ないでしょ」と思える、互いのバンドへのリスペクト、そして音楽へのリスペクトが感じられる対バンだった。
クリープハイプは12月にはリキッドでUNISON SQUARE GARDENとの2マンライヴ。そしてCOUNTDOWN JAPAN11/12の30日に登場。
FOUR GET ME A NOTSはただ今全国ツアー中で、年明けの2月にはO-WESTでのワンマンが控えている。(中村)