志磨遼平はやっぱりまだ、とんでもない事がしてみたい、らしい

志磨遼平はやっぱりまだ、とんでもない事がしてみたい、らしい

毛皮のマリーズのラストライヴからちょうど3ヶ月。12月5日の武道館がずいぶん昔のことのような気がする。3月28日にはそのライヴ映像がリリースされる。初回盤には有賀幹夫氏による武道館写真集や過去のライヴ映像も収録されるという。タイトルは『完全犯罪、或いはそれに似た』。いかにも彼ららしい。

そしてJAPAN連載コラム、志磨遼平の「屑・フロム・ヘル」では、運命のギタリストとの再会をテーマにした前回に続き、今月号はドラマーとの出会いが綴られている。
ドレスコーズというバンド名で、大晦日のライヴハウスに突然現れた、その「不完全な芸術の完全なるスタート」の様子が彼の視点から描かれている。これから志磨がどんな音楽をやっていくのかまったくわからないけれど、旅の仲間を探す様子は読んでいてわくわくする。
タイトルは、「続・ただ僕らはなにかとんでもない事がしてみたい」。もちろん“晩年”の歌詞だ。

春になるといつもすべてをぶち壊すようなとんでもないことがしたくなる、と志磨はインタヴューで言っていた。
その衝動は今もまったく変わらないようだ。
明日、というかもう間もなく、3月6日に志磨遼平は30回目の誕生日を迎える。


写真は先月号で掲載された大晦日のライヴ風景、志磨はベースを弾きながら歌っている。
(井上)
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