THE NOVEMBERSのひたすら鋭利なサウンドは闇を引き裂くナイフであり、小林のぶち切れんばかりの甲高いシャウトは「俺はここに生きてるんだ!」と泣き叫ぶ赤子のプライマルスクリーム(産声)のような美しさ。世界に生まれ落ちた瞬間の違和感と自分自身が発するノイズが拮抗し合う生々しさがある。
一方、PLASTICZOOMSの闇の奥深くに潜っていくような演奏、そして抑揚を抑えたSHOの地の底から響くようなヴォーカルは、死への陶酔ともいうべきタナトス感に溢れている。宇宙の闇に包まれているような一体感がひたすら心地よく、美しい彼岸へとリスナーを誘っていく。
音楽的な共通点はありながら、対照的で興味深かった。というわけで、終演後のそれぞれのバンドのヴォーカリストのツーショット。PLASTICZOOMS・SHO×THE NOVEMBERS・小林祐介。ちなみに下の写真は、会場の外の様子。一体何が行われてるのか?と知らない人は絶対に入ってこれないだろうなあ、ものものしすぎて。(井上)