PLASTICZOOMS×THE NOVEMBERSの耽美な夜

PLASTICZOOMS×THE NOVEMBERSの耽美な夜
ここは80年代のロンドンか!?と思わせるゴス/ポストパンク・ファッションに身を包んだお客さんがちらほら目につくフロア。DJがかけているのはキュアーやバウハウス……。PLASTICZOOMSが主催するイベント『Die Kusse♯1』@club asiaに編集部の親ゴス派・小川とともに行って来た。「自分が美しいと思うものを集めた」というコンセプトに基づくこのイベント、第一回目のゲストはTHE NOVEMBERS。先日ノベンバ主催イベント『Moire』にPLATICZOOMSが出演したが、今回はその逆。

2バンドとも、とてもいいライヴだった。面白かったのは、お互いの「美」を轟音で表現することによって、それぞれの死生観みたいなものが浮き彫りになっていたことだ。
THE NOVEMBERSのひたすら鋭利なサウンドは闇を引き裂くナイフであり、小林のぶち切れんばかりの甲高いシャウトは「俺はここに生きてるんだ!」と泣き叫ぶ赤子のプライマルスクリーム(産声)のような美しさ。世界に生まれ落ちた瞬間の違和感と自分自身が発するノイズが拮抗し合う生々しさがある。
一方、PLASTICZOOMSの闇の奥深くに潜っていくような演奏、そして抑揚を抑えたSHOの地の底から響くようなヴォーカルは、死への陶酔ともいうべきタナトス感に溢れている。宇宙の闇に包まれているような一体感がひたすら心地よく、美しい彼岸へとリスナーを誘っていく。
音楽的な共通点はありながら、対照的で興味深かった。

というわけで、終演後のそれぞれのバンドのヴォーカリストのツーショット。PLASTICZOOMS・SHO×THE NOVEMBERS・小林祐介。

ちなみに下の写真は、会場の外の様子。一体何が行われてるのか?と知らない人は絶対に入ってこれないだろうなあ、ものものしすぎて。(井上)
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