12月19日に完全限定生産シングル『アンカーソング』をリリースするTHEラブ人間。
アルバム『恋に似ている』以来となる新曲は、
高らかに、そして確実に次の季節へのスタートを告げている。

すでにライヴでは演奏されているのでファンは知っていると思うが、
これまでにないドライヴ感とストレートなポップ感を持った楽曲だ。
『恋に似ている』の時点でもう意識は「次」に行っていることを
公言していた金田康平だが、そこで言っていた「次」がどんなものなのか、
その入口となるのがこの“アンカーソング”である。
曲を聴いて歌詞を読んでもらえればわかるので詳しくは書かないが、
「アンカー」、つまり「最後」をしっかり歌ったということは、
今ここを曲に焼き付け続けてきたこれまでのモードとは、
地続きではあるけど決定的に違っている。

次号bridge（11月15日発売！）に金田のインタヴューを掲載する。
彼らは7月の恵比寿リキッドルームでのワンマンライヴをもって
バンドの「第一期（青春期）」が終わったことを宣言しているが、
じゃあそこで何が「終わった」のか、何が「変わった」のか、じっくり語ってもらった。

ファーストが出る前から「もうセカンドのことを考えている」とか言っていた金田。
今はもう「サードアルバムが楽しみ」だそうだ（セカンドアルバムも未定です）。
相変わらずというか、まじかよ。（小川）