4月3日にニューアルバム『SONGS』をリリースするアルバム。
もう新しいアーティスト写真とかで見ている人もいると思うけど、
いきなり金髪になった金田康平にインタヴューしてきた。

ファースト『恋に似ている』を金田は「初期衝動を全部詰めた」というふうに
説明してきて、それはまったくそのとおりだったのだが、
じつはそれを通り越したところに本当の衝動と真実が転がっていたのだと、
この新しい作品は全力で訴えている。
音はギンギンに尖り、言葉は断定的になり、メンバー5人が火花を散らしている。
今となってみれば、『恋に似ている』は通過点にすぎなかった。

でも、それと同時にこのアルバムはとてもやさしい。
終わりにある死に向かって全力疾走する僕たちを、
ラブ人間は大きく包み込んで、それで正しいのだと言ってくれている。
音楽的に引き出しが増えて、今までならやらなかったことにも挑戦している作品なので、
メッセージの部分がちょっと薄れて聴こえるかもしれないが、
よく聴けば、むしろ金田の放つメッセージ性は強くなっていることに気づくはずだ。
4月6日発売。インタヴューは3月30日発売のJAPANに。

バンドのオフィシャルサイトでは『SONGS』のスペシャル企画もスタートしているので、
そちらもチェックを。

http://loveningen.jp/songs/

（小川）