ビクター・GMpV所属のバンドによるイベント「MUSIC TAGS」vol.1。
所属バンドではないけど「リコメンドスペシャルアクト」として出演した札幌の新鋭・本棚のモヨコにはじまり、N'夙川BOYS、SAKANAMON、クリープハイプが登場。

初の全国流通ミニアルバムを出したばかりの本棚のモヨコはだいぶ初々しくも、魅力であるきらきらのメロディを存分にアピール。
続くN'夙川BOYSは、いつもどおりというか、普通に考えたらこういうイベントで「いつもどおり」なのがそもそもおかしいのだけど、とにかくロックンロール・バンドの楽しさと夢を思い切り表現。
SAKANAMONは現在発売中のシングル『シグナルマン』も好調のようで、なんだか自信に溢れていた。どんどん度胸が据わってきているようで、観ていて気持ちがいい。
そしてトリはクリープハイプ。最初、尾崎の声がちょっとキツそうで心配になったけど、尻上がりで持ち直した。アンコールでは5月1日発売のニューシングル“憂、燦々”も披露。早くもかなりしっかりオーディエンスに食い込んでいるみたい。

尾崎は“憂、燦々”を「いろんな人がかかわって作ったとても大切な曲」だと言っていた。CMタイアップというのも大きなことだけど、それ以上に「いろんな人がかかわった」というのが重要なんだと思う。もしかしたら本当に、何かの大きなきっかけになっていく曲なのかも。

4月30日発売のJAPANでそのへん、じっくり尾崎に訊いておりますので、そちらもぜひ。（小川）