下の写真は、よく見ると軍艦が写っているのですが、横須賀港です。今日は、明日からよこすか芸術劇場で全国ツアー開始を控えた、ユーミンこと松任谷由実のライヴを観てきました。

彼女のツアーは、本番初日の前に「公開ゲネプロ」として関係者やメディア、抽選などで選ばれた観客が集められて本番とまったく同じライヴを見せるのが恒例。そして、今回は最新アルバム『POP
CLASSICO』の発売とツアー初日を同時に明日に控えるという重大なタイミング。

個人的に、一番最近ユーミンのライヴを観たのはプロコル・ハルムとの40周年記念コラボ・ツアーで、もちろん歴史的なライヴだったのだが、やはり単独ライヴはまったく別次元のスペクタクルだった。目まぐるしく衣装を変えながら、踊り、歌い、何重にも作りこまれたセットや演出の中で、全身全霊のパフォーマンスが素晴らしい。

今回のアルバムの世界観を端的に感じてもらえるのは、このPV。



アルバムは今作がなんと37作目。どれほどクリエイションを重ねても新たなヴィジョンを描き続けることが、常にユーミンを普遍的に神格化させているのだ。
そして、ツアー初日の2013年11月20日は、彼女の初アルバム『ひこうき雲』からちょうど40年後の節目に当たる。
ちなみにゲネプロの今日は、彼女のプロデューサーで夫でもある松任谷正隆氏の誕生日でした。（松村）