WOMBでウォンブ!cero の新曲ヤバイです。

WOMBでウォンブ!cero の新曲ヤバイです。

渋谷WOMBで今年の1月から毎月1回開催されていた
「月刊ウォンブ!」というイベントに行ってきた。

過去には、シャムキャッツ・ミツメ・森は生きている・片想い・・・・・・などなどインディーシーンで活躍する話題のミュージシャンがたくさん出演していたイベントなのだが、今月はcero・VIDEOTAPEMUSIC・ホライズン山下宅配便の3組が登場。

一番手はVIDEOTAPEMUSIC。
会場に到着したときには既にライヴが始まっていて、場内に埋め尽くされたお客さんの数にまず圧倒。掘り出し物のVHSをサンプリングした映像とちょっと哀愁漂うピアニカを中心とした音楽を融合させたパフォーマーで、その独特の世界観は是非一度ライヴ会場で体感してほしい。自身の幼少期のピアニカ演奏会の映像と、今のVIDEOTAPEMUSICのピアニカ演奏のコラボレーションは秀逸だった!

続いて登場したのはcero。
次号JAPANで初のロングインタビューも掲載される彼らのライヴはやっぱりいつ観ても良い。というのも、どんなに近いタームで観ても毎回アレンジやセットリストが違うし、会場によって生まれるグルーヴも違い、新しい感動を味わえるからだ。そして、かなり拙い表現だが彼らの音楽はワクワクする!自然と心を躍らせてしまう力があるって素晴らしいことだと思う。この日は12月18日に発売される、“Yellow Magus“も披露。最高に心地好く、抜群のリズムセンスが光るこの曲、早く多くの人に聴いてもらいたい。この新作の制作エピソードからceroの音楽観やエロさ?までかなり興味深いインタヴューをJAPAN誌面でお届けするので、こちらも是非併せてチェックを!!

そしてこの日のトリはホライズン山下宅配便。
自称1年間アメリカ留学に行き、「ホライズン」という発音を習得したという黒岡まさひろ(Vo)の予測できない動きとトークに笑いをこらえるのが必死になるステージだった。けれど、シンプルな思いを懸命に伝えようとする姿勢や片想いの片岡シンやMC.sirafuも参加した“双眼鏡“という曲の煌びやかなポップセンスにぐっと惹きつけられた。

異彩と楽しさと温かさが詰まった「月刊ウォンブ!」は来月が最後。
12月24日(火)に開催される最終回は、過去に出演したバンドメンバーなど多数参加のカラオケ大会になるそうだ。どんなオモシロ企画や感動が待っているのか、こちらも気になるところだ。(渡辺)
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