JAY’ED というミュージシャンの立ち位置に興味がある。

所謂、お洒落系のR&Bで括られる彼だが、
実際のステージは、ウェットな熱気に満ちたパワフルなもの。
古き佳き“ソウル”といった方が似合いそうなグルーヴがある。

それでいて、声質は透明感のある高音も出る人なので、
決してベタついた印象にはならない。
つまり、「太いのに爽やか」という前例の無い領域に達しているのだ。

言い換えると「力仕事もオッケーで、オシャレ感もバッチリ」という、
このダブルの安心感が、JUJU、EMI MARIA、MAY’S等々、
女性シンガーのデュエット・パートナーとして
引っ張りだこの要因なような気がする。
もちろん、魅せられているのはミュージシャン・サイドだけでなく
オーディエンスも同じで、彼のライヴの客層は実に女性率が高い。

そんなライヴの模様を収録したDVD（写真）は、今月31日にリリース。
さらに今週末、21日（日）には幕張メッセで開催される
「GO!FES」へも出演。

男子諸君は、新たな「モテ」のパターンを学習するのもよろしいか、と思います。