残念ながら耳の病状の悪化で休養に入ることとなった中島美嘉。
早い回復をお祈りしています。
新アルバム『STAR』が出色の出来だっただけに、ライヴ中止も殊更に残念でした。
コンスタントなヒット・シングルやテレビドラマ曲などが多数収録されているので、
ついついそういうカラーの作品と思いこんでしまいがちですが、
この人のアルバムって実は、そうではない曲で発揮される
ちょっとした反抗心や、それを包むユーモアが面白かったりする。
数年前のMICA3CHUによる「I Don’t Know」を思い起こしてもらうと分かりやすいかもしれませんが
(PVの字幕で出る日本語訳は「知らねーよ」「どーでもいいよ」)、
歯に衣着せない“言う時は言う”姿勢がなかなかに痛快な人で
今作でもセミ・タイトル曲「LONELY STAR」や「SMILEY」
そして「16」(彼女がデビューした時の年齢ですね)等々
自身で歌詞を書いた楽曲では、傷跡や喪失感、あるいは自暴自棄な気持ちを赤裸々に綴っており、
一瞬ドキッとする場面も多々ある。
アルバム全体としては、意外に辛口な印象を残す一作になってます。