日本の少女漫画の美少年は何故みんなボウイに似ているのか?


★ここ数日は、デヴィッド・ボウイが歌舞伎や能などの「日本の伝統文化」から受けた影響について書いてきたので、

今日は逆に「ボウイが70年代以降の日本の漫画やロック/ポップ・バンド、ファッションetcのユース・カルチャーに与えた影響の大きさ」について。

★最近ネットを漁っていたら、こんな米ウェブ・メディアの記事を発見。

http://www.laweekly.com/music/what-do-david-bowie-and-the-boys-of-shojo-manga-have-in-common-2406933

「日本の少女漫画に登場する美少年・美青年ヒーローは何故みんな容貌から体型、服の趣味までボウイに似ているのか?」、

という内容の記事(それぞれの時期のボウイの写真と並列しながら比較してます)なのだが、
ここで挙げられている日本の少女漫画の絵を見ていると、やっぱり「これボウイじゃん!!!」と頷かずにはいられない。

この記事自体は7年前のものだけど、
「スレンダーな体型」、「面長&小顔&目が大きいetcの典型的な欧州風美少年顔」、
「グラム・ロック期~シン・ホワイト・デューク期のボウイの影響が色濃い服の趣味やヘア・スタイル」など、
今も少女漫画に登場する美少年・美青年キャラに通じる要素は多々残っているんじゃないか?
日本のロック/ポップ・バンドの衣装にもボウイの影響は予想以上に大きかったんじゃないか?
なんて気になってくる。

在英生活が長い筆者は最近の日本の少女漫画をチェックする機会はないけど、
日本の皆さんならほかにもいろいろ心当たりがあるのでは???
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