謎解きフェチのあなたへ「英ラジオ局が選ぶボウイの名リリック」×19選♪

謎解きフェチのあなたへ「英ラジオ局が選ぶボウイの名リリック」×19選♪

★デヴィッド・ボウイの最新作『★(ブラックスター)』がリリースされてから一ヶ月が経とうとしているが、
ここUKや欧米諸国では未だに「各収録曲の歌詞」やMVの持つ意味/シンボリズムの”謎解き”が各所で続いている。

愛読書が100冊を超える超・読書家のボウイなので、
歌詞も毎回扱う題材やボキャブラリ、各種文化、宗教、時事ネタ等が大量に盛り込まれていて、
ネイティブでさえ”謎解き”に苦労する場合が多々あるのですが、

★そんなボウイのこれまでの名曲の中から、英ラジオ局Radio Xが選んだ「ボウイの名リリック×19選」がこれ。

http://www.radiox.co.uk/artists/david-bowie/pictures/the-best-david-bowie-lyrics-ever/

ざっと例を挙げてみると、

(1)Look up here, I'm in heavenという、ほぼ直訳で意味が通じる”Lazarus”のフレーズから、

(2)I'm torn between the light and dark / Where others see their targets / Divine symmetryという、オカルト書のシンボリズムが濃厚に漂う(ボウイが若い頃からアリステア・クローリー著書の熱心な読者だったのは有名)”Quicksand”のフレーズ、

(3)That Mickey Mouse has grown up a cow / Now the workers have struck for fameというフレーズは、
1941年にディズニー社のアニメ・ライター達がストを行った事件を匂わせているんだろうけど(つまり”マルキシズム”が主要テーマ?)、

じゃあその後に続く 'cause Lennon's on sale againというフレーズに登場する「ジョン・レノン」はどういう意味で使われているんだろう、、、???
という大きな疑問が湧き、
何時間もかけて当時のレノンの発言・状況を調べたくなる”Life on Mars”の歌詞などなど。

ボウイの歌詞の謎解きにハマってしまうと、数日があっという間に過ぎてしまいます(インタヴューの文字起こしや原稿が溜まってるのに~~~)。
皆さんも、今週末にぜひトライしてみましょう♪♪♪
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