最近よく聴いている新人

スコットランドはエディンバラ出身の7ピース=Broken Records。

発売中のRockin'on最新号「今年のUKシーン特集」でもチラッと触れたが、
通常のギター・バンド編成ではなく、
バイオリンやチェロ、アコーディオン、更にはグロッケンシュピール等の
「超ケルティック」な楽器類を「むしろ前面に出した」音がむちゃ新鮮。

むせぶ泣くようなギターやバイオリン、ヴォーカルの掛け合いとか、
かなり日本人の体質にも合うんじゃないでしょうか?

聴いていると、スコットランド/ハイランドの山々や湖水地方の、物悲しくも雄大で、ドラマティックな景色が目前に広がってくる。

もう何年も前、あの近辺にある寂れた港町の酒場に友達とふと迷い込んだ時、こんなバラッドが演奏されていたのを思い出したり、、、。

考えてみたら、スコット・ランドは昔からいわゆる「マーダー・バラッド(駆け落ち心中etcの悲話をテーマにしたケルト民族伝来の音楽)」の本場。

こういうバンドの09年版が出てくるのは、むしろ当然だったのかも。

★音の試聴は下記のサイトで。

http://www.myspace.com/brokenrecordsedinburgh



★フル・アルバムの英リリースは6月らしい。
これも楽しみ♪
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