★まずは来る11月26日に、
リアム・ギャラガーが@ロンドンHMV Relentless Garageで主催するPretty Greenの初クラブ・ナイトに出演するバンド=Exit Calmから。
実は先日のニュースをNME.comで見るまで、
筆者もこの新人の名前は耳にしたことがなかったのですが。
最近の「流行にめざとい(ファッション界に身をおいていると色んな意味で流行感覚も鋭くなるだろうし)」リアムが、
自身のクラブ・ナイトのオープニング・アクトに抜擢するくらいなら、
何かがあるに違いない、、、。
と思い、早速チェックしてみました。
①英北部サウス・ヨークシャー出身の4ピース。
これまでは英北部を中心にしたライヴ・サーキットでライヴ活動を行ってきた模様(あぁ、だから我々英南部在住組は馴染みの薄いバンド名だったんだな、納得)。
②音は、一言で言えば初期のザ・ヴァーヴみたいなヘヴィ・サイケ。
あれ系の音が好きな方々にとってはなかなかイケるのでは?
試聴はこちらで。
http://www.myspace.com/exitcalm
★もう一方は、
既に英業界各所で「来年盛り上がりそうなブリット・ポップ/ラッド・ロック再評価ブームの最先鋭になりそうな新人!」ということで、
話題を巻き起こし、
現在各レーベルから契約オファーが殺到中!!!の新人=Brother。
①英南部テームズ・ヴァレーはSlough出身の4ピース。
②テームズ・ヴァレーとか、Sloughとかいうと、
あの90s初期の英シューゲイザー勢(そういえばスワーヴ・ドライヴァーもSlough出身でしたよね)を思い出すかもですが、
彼ら=Brotherの音は、もっとくっきり際立つ歌メロ&リフで勝負!な、思いっきり「ラッドな」ギター・ロック。
既に各メディアでは初期のオアシスやブラー、カサビアンetcと比較されている。
あのBBCラジオ1のDJ=ゼイン・ロウも以前から彼らの曲をかけまくっているので、
目ざとい人は聴いたことがあるかも?
試聴はこちらで。
http://www.acidlove.net
にしても、今再びこういう新人が注目され始めたということは、
来年はついに長年続いた「80s打ち込み系サウンド」ブームが終わり、
ギター・バンドの反撃が始まるということなのか?