★90sに活躍した「ニュー・メタル・ムーヴメント」の代表格=リンプ・ビズキットが、
最近「長年在籍してきたインタースコープからレコード契約を切られた」という悲しいニュースが。
「今夏リリースされた彼らの最新作『Gold Cobra』のセールス不振」がその理由だった、という。
詳しくはこちらで。
http://www.nme.com/news/limp-bizkit/60768
しかしリンプ・ビズキットといえば、
90sの英米シーンではスリップノットetcと共にヒット作をバンバン出し、
フェスのヘッドライナー・スロットも総ナメ。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢い!のスター・アクトだった。
そんなバンドがこんなことになるなんて(確かあのマリリン・マンソンも去年?同じく契約を切られてたな、、、)、
最近の英米音楽界はつくづく厳しい、、、。
★「世界的な経済不況&違法DL蔓延」etcが重なって正規の音源リリースがなかなか売れず、
昨今は英米音楽業界も大打撃を受けていることは、皆さんもご存知だと思いますが。
金がないレーベル側としても、
「手っ取り早く売れそうにない新人(特にギター・バンド)とはなかなか契約したがらない。
どんな大物アクトであろうと、最新作の売り上げが良くなければ容赦なく契約を切る」傾向は、
ここUK音楽界では数年前から「よく聞く話」になりつつあった。
そうした「売れ線ジャンルのアクトしか世に出るチャンスがない」傾向が、
とうとうUS音楽界にも飛び火し始めた、ということなのか?
このままじゃアーティストのクリエイティヴィティはますます限定されていく一方。
今後音楽シーンは一体どうなるんだろう、、、。