ストーン・ローゼズを観た!!!@アムステルダム(復活ツアー3日目)

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英国時間の昨夜(6/13、水)現地から帰ってきたのでレポが遅れてしまいましたが、

★遂に観てきました♪♪♪
16年ぶりの「ザ・ストーン・ローゼズ生ライヴ」@アムステルダム。

既に世界中のメディアで騒がれているこのアクシデント。

「イアン・ブラウン、アムステルダムのステージでレニをマ××野郎と呼ぶ!!!」、
事件が起きるまではマジで最高のライヴだった。
(特に”フールズ・ゴールド””ディス・イズ・ザ・ワン””シー・バングズ~”の流れ!)。

事実、筆者が当日サウンド・チェック後~ライヴ前にメンバー4人に会い、
挨拶&近況をキャッチアップした時はそんな「不穏な気配」は全然なかった。


★何はともあれ、まず当日のセット・リストから。

The Stone Roses Live@Heineken Music Hall Amsterdam, 12th June, 2012

1, I Wanna Be Adored
2, Sally Cinnamon
3, Mersey Paradise
4, (Song For My)Sugar Spun Sister
5, Where Angels Play
6, Shoot You Down
7, Fools Gold
8, Tightrope
9, Ten Storey Love Song
10, Waterfall
11, Don't Stop
12, This Is The One
13, She Bangs The Drums
14, Made Of Stone
15, Love Spreads

という感じで、この日は全15曲セット。
今回の復活ツアーの中では一番曲数も多い。


★本当なら、更にこの後アンコールで「12分ヴァージョンの”I Am The Resurrection”」を演るはずだった。
のですが、

”ラヴ・スプレッズ”で本編ライヴを終え、バンドが一旦バックステージに戻った後、
なぜかイアン・ブラウンだけが再び1人でステージに登場。
必死でアンコールを求める客に対しこんなMCを。

イアン「今日はアンコールはなしだ。ドラマーがもうホテルに戻っちまったんだよ」

ええっ!!!???、、、。
客は戸惑い、あちこちからざわめきやブーイングが上がり始める。

イアン「これはジョークなんかじゃないぜ、本当だ」

客は怒り始め、場内のブーイングはだんだん激しくなる。

イアン「おぅ! お前らの怒りはみんな俺にぶつけろ!俺は耐えられるからな」

この後もなにかブツブツ文句をつぶやいた後、
イアン「俺もなんて言えばいいのかわかんねえよ、、、つまりドラマーがマ××野郎だってことだな」
悔しそうな顔でそう言い放ち、再びバック・ステージへ消える。

客はまだ大方残ってアンコール!を叫んでいるのに客電が点き、
ボブ・マーリーの”レデンプション・ソング”が流れ始める。

客はますます怒り、
あちこちからステージに向かってビールのプラスティック・カップやら何やらがバンバン飛び始める。

セキュリティが暴れる客を追い出し始め、終演。
なんていう訳の判らない締め……。

あの場に居た筆者も未だに何が起きたのかよく判らない。

★NMEやザ・サン等のUKメディアは早速、
「ローゼズはこれで終わりか!!!」
「ツアーもキャンセル!!!???」
「今後のツアーは代役ドラマーで???」

トーンの煽り記事を書き、殊更に不穏なムードを掻き立てているようですが、

実際はそんな大げさなことではなく、
当日は「レニのドラム・キット&モニターがトラブル続きで自分の演奏している音が聴こえず苦労していた」らしく、
そのせいでレニはアンコールをやりたがらなかった(イアンは明らかにアンコールをやりたがっていた)。

という2者のスレ違いが原因で起きた「イアンの暴言事件(元祖”マンチェのビッグマウス”ですから)」だったようだ。

★ローゼズ側としても「ワールド・ツアーに支障は全く無し!今後のツアー日程も予定どおり行う」
とのオフィシャル声明を出したばかり。

筆者が会ったあの日の4人の感覚から言っても
現地時間の今日(6月14日)から始まる欧州諸国フェスでまたけろっとした顔で元気な姿を見せてくれるはず。

そう楽観的に捉えています。

★この続き、詳しいライヴ・レポ&彼らの近況etcは次号のrockin'onで。
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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