ジョージ・ハリソンはポール・マッカートニーに命令されるのを嫌悪していた
2013.10.07 17:45
★ザ・ビートルズのプロデューサーや前妻パティ・ボイド、ザ・バーズのロジャー・マッギンetc、
生前のジョージ・ハリスンを熟知していた人々の発言で構成されたハリスンの新しい伝記『George Harrison : Behind the Locked Door(Graeme Thomson著)』。
週末のMail on Sundayによると、もうじき発売されるこの新伝記では、
これまであまり明かされなかった「ハリスンの暗部」にも焦点を当てているらしく、
☆ザ・ビートルズのラスト・アルバム『Let It Be』をプロデュースしたGlyn Johnsは、
ハリスンが「あのアルバムのレコーディング中に威圧的なマッカートニーと激しい口論になり、すぐにでもバンドを脱退したがっていた」ことを明かし、
こんな風に付け加えている。
↓
「あの現場を目の当たりにするのは居心地が悪かった。
バンドの崩壊の始まりを見て、崩壊後の余波の現場にまで居合わせるというのは非常に不快な体験でしたよ」。
☆ハリスンの前妻パティ・ボイドも「ハリスンとマッカートニーの"微妙”な関係性」についてこんなコメントをしている。
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「普段はお互いを大目に見て友好的に振舞っていたけど、ジョージは基本的にポールの性格が嫌いだったんだと思う。
あの2人はお互いをあまり好きじゃなかったのよ」。
☆さらに74年のハリスンのソロ・ツアー映画を撮影した監督David Acombaの発言によると、
「生前のハリスンは常に自分が射殺されるのではないか?という恐怖に駆られ、パラノイアに陥っていた」ことなども明かしている。