ザ・クリブス。

ザ・クリブス。

アークティックはリキッドより武道館がよかったけれど、
クリブスは武道館より今日のブリッツがよかった。

やっぱり武道館ではジョニー・マーのギターが調子悪かったのか、
今日はマー先生も最初からノリノリでガンガンに弾きまくっていて痛快。

3兄弟とマーが互いの呼吸を探り合うことなく、
それぞれ迷い無くまっすぐ音を放射していて、
しかもそれがドンピシャで合うというミラクル。

ヘタウマの真骨頂のガタピシャときしみつつも疾走する、
そんなクリブスの演奏の中で、マーのギターがうねっていた。自由自在に。

しかしつくづくマーはえらい。
内股で腰を落とし、ヒョンヒョン(ピョンピョン、ではない)飛びながらリズムを取る、

その異様な若々しさはどんなロック・レジェンドも到達し得なかった新境地じゃないかと思う。
ニュータイプの大御所。
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