ピッチフォークが2009年のベストPVを40本選出している。
http://pitchfork.com/features/staff-lists/7737-the-top-music-videos-of-2009/
リストの前文が面白くて、
選ばれた40本のPVをピッチフォークを通して、
つまりPC上で、無料で、フルVerを、しかも高画質で観れることがアピールされている。
ここには金のかかったPVもあれば、ローファイの極みのPVもあれば、アイディア一発のPVもある。
そう、選ばれた40本の作り方には様々な方向性が見て取れるのだけれども、
それらを等しく容易に観る事ができる環境自体が、「2009年」という時代性なのだということ。
そういえば最近は「エンハンスドCDでPVが特典です」、
みたいな仕様のアルバムはあまりお目にかからなくなってきた。
PVは楽曲以上に公共物だ、もはや。