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    スリーピースバンドの夢とは何か。ユビキタスの取材で思ったこと

    スリーピースバンドの夢とは何か。ユビキタスの取材で思ったこと
    9月30日発売のJAPANで初めてインタヴューさせてもらった3人。
    大阪出身、ユビキタス。

    東京でも徐々にライヴを増やしているので、観たことがある人もいると思う。
    スリーピースバンドのテーマに正面突破の正攻法で挑んでいる3人。

    あえて言えば、「おれはお前でお前はおれで」状態でバンドをやる、ということです。
    息を合わせる、とか、音楽の趣味が共通している、とか、仲が良い、とか、逆に演奏の時だけガッチリと絆が固まる、とか、バンドの「一体感」を作り出す背景にはいろいろな要因がある。
    ありますが、ユビキタスはそれを「理由なし」でやれないか、と考えている節がある。
    もうちょい言葉で言うと、何においても「3人でまったく同じように感じられればOKじゃねえ?」という感じ。

    3人の話を訊いていてこう思った。
    「この発想は一周回っていいなあ」って。
    彼らの場合、その「おれはお前で〜」状態を目指す発想が、そのまま楽曲のメッセージになっているからだ。

    そういう発想でバンドをやる人たちだから、「僕と君」の関係を歌うポップソングの距離感が違う。
    特にいいなあと思ったのはこの曲です。

    今日は東京はとてもいい天気。
    こういうシンプルな天気の日に彼らの曲はとてもよく合う。
    スリーピースバンドの夢とは何か。ユビキタスの取材で思ったこと
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