山崎あおいは世界をこう見ている
2014.12.10 23:44
山崎あおいのセカンドアルバム『12センチ』が山崎あおい節全開で素晴らしい。
「幸せな時間」よりも「いつか幸せが終わる不安」にシンパシーを抱き、そのリアルな実感をカラフルにポップに歌うのが山崎あおいのやり方だ。
ただカラフルでポップな音楽はたくさんある。
「本音」や「リアル」をエグく歌う音楽もけっこうある。
だが、そのどちらもという音楽はあまりない。
さらに、そのふたつの要素をひとりのパーソナリティの中で自然にやれる人、というとやっぱりほとんどいない。
『12センチ』はそんな山崎あおいの特性が濃く込められたアルバム。
ネガティヴな思考を「マイナス」の状態ととらえず、あくまで「ゼロ」の状態ととらえる。
大げさに言うなら、今的に非常に有効なアプローチが明確に示されたアルバム、ということになる。
今日インタヴューさせてもらいました。
面白い話を聞かせてくれました。
12月29日発売のJAPAN、ぜひ読んでください。