ゆずの東京ドーム弾き語りライブを観て心底感動したその理由

ゆずの東京ドーム弾き語りライブを観て心底感動したその理由
20周年に向けた集大成であり、あらためて示された原点であり、ふたりきりだからこその無限の可能性を見た思いだ。
あまりにすごい弾き語りライブだった。

ふたりだけで東京ドームをホームにしてしまう親密な空気作りもすごいが、本当に文字通りの弾き語りによるミニマムな楽曲を巨大な空間いっぱいいっぱいまで響かせる歌の力はもっとすごいと思った。
20年積み重ねられてきた楽曲の地力、歌の地力、コーラスの地力、エンターテイメントとしての地力、そして5万人のファンの地力。
あらゆるものがマックスの力で溶け合った素晴らしい時間だった。
ふたりきりというミニマムな形だからこそ、すべてがマックスになる、というのがゆずとゆずのファンの本当にすごいところで、そんなアーティストは言うまでもなく他にはいないだろう。

その奇跡のような時間は、ゆずのふたりを支える、すべてのひとりを絶対に元気付けるんだという執念めいた思いに根差している。
そして、今日の東京ドームにはその思いに真正面から応える5万人のパワーが詰まっていた。
すごいライブだった。
そして、ピュアに楽しいライブだった。
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