掲題のとおりです。
仕事が終わって、とても夜遅い回だったので、10人くらいしかお客さんはいなかったけど、その10人が同じシーンで、同じくらいの大声で笑う、そしてなんとなく近くのお客さんと暗がりで目を合わせて微笑み合う、というとても愛おしい、小さな奇跡のような夜を過ごしました。
DVDでたぶん50回くらいは観てきた映画を、何年もの思いを遂げ今劇場で観ている俺、というシチュエーションに何度か泣きそうになりながらも、そんな半端なエモーションを、他ならぬ映画自体の絶対的なしょうもなさが屁をこくように吹き飛ばしていく、という体験。
かけがえのない時間、としか呼びようのないこの1時間23分のことを僕は本当に一生忘れないと思います。
コロンビア戦勝利、心からおめでとう。
『スパイナル・タップ』初上映、心からおめでとう。
以上です。
奇跡のコロンビア戦勝利の夜に、奇跡の日本初上映を果たした『スパイナル・タップ』を観て歓喜のガッツポーズを10人くらいのお客さんとした
2018.06.20 10:03