爆弾ジョニーは自由の意味を知っている

爆弾ジョニーは自由の意味を知っている

今日は爆弾ジョニーのワンマン@クラブクアトロ。

彼らのライヴには、なんにもないからなんでも作ろう、なんでも好きにやろう、なんでもやってやろうという気合が渦巻いている。
自由な音楽である。自由であろうとする音楽ではなく、なんでも自分で作るしかないと知っているから自由なのだ。
そして、自由であるということは、言い換えれば自分たちでルールを作っていくということだ。
楽しむためのルールを、そのためのお約束を、無数に繰り返されるボケとツッコミを、そしてお客さんとのコミュニケーションをすべてイチから作っていくということだ。
だから、爆弾ジョニーのライヴは実はとても理知的である。
今夜もまさに、健全で賢く、そして自由でヤバいライヴだった。
言うまでもなくロックとしてむちゃくちゃにカッコいい。

単純な世代論で解釈しても仕方ないが、あらかじめ何かを失っている状態をあっけらかんと笑い、だったら「なにかある」状態にすりゃいいんだとナチュラルに歌う彼らは、ぼくからするととんでもなく新しく、とんでもなくカッコよく映る。
そういう歌としてこの曲がとても好きだ。
この日はりょーめーの二十歳の誕生日だった。そして、彼らのメジャーデビューが発表された。
思い切り自由に突き進んでもらいたい。
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