Chelsy、レコ発ワンマン@eggmanに。
何のときか忘れてしまったけれど、かつて武道館でライヴを観た後、九段下駅へ向かう坂で一生懸命フライヤーを配っている子たちがいて、ものすごくかわいい子たちだなと思ったことをよく覚えている(だから受け取ったわけではないです。フライヤーなどは受け取ることにしているのです、ウソくさいかもだけど)。
それがChelsyの3人だった。
今日、初めてライヴを観た。
ん、これはいいなあ、というのが初見の感想。
シンプルなギターロックで、ひたすらキャッチー。
ただ、なかなかにうまい。
鍛えられている、ということでもあるが、どちらかというと、演奏に迷いがない、という言葉に近い。
自分は何に惹かれていて、何をやろうとしていて、実際何をやっているのか。
そして、目の前のお客さんは何を求めているのか。
それが定まっている音楽は見ていて気持ちいい。
その一点がガツンと成立しているだけで、少なくとも二時間くらいのライヴは一気に持っていくことができる。
ガールズバンドはたくさんいるが、みんなその「確信」の部分が強い。
だから、楽しい。
僕はロックでもポップでもアンビエントでもジャズでも何でもいいが、行き切っているものにばかり惹かれる。
また観たい。
と言いつつ、今日はライヴがたくさんあって、後半戦を残して別の現場へ向かう。
次への道中、そういえばと思い、ビリー*アイドルがいたほうのCHELSEAを聴く。
渋谷の雑踏で聴くとよりヤバい。