アップル、新配信サービス「アップル・ミュージック」を発表

アップル、新配信サービス「アップル・ミュージック」を発表

未明にサンフランシスコで発表されたアップルによる新ストリーミング・サービス「アップル・ミュージック」。アップルCEOティム・クックのプレゼンには、音楽業界の重鎮でアップルに加わったジミー・アイオヴィンやトレント・レズナーも加わり、このサービスが新たな音楽革命のひとつになると力説したとか。

アップル・ミュージックではユーザーはiTunesを通じて配信音源を聴くことができ、レコメンドを受ける。プレイリストは提供され、また、「For You」セクションでは自分なりの音楽の楽しみ方をパーソナライズできる。一方、Siriは、ユーザーの「1994年からベスト・ソングをかけて」といった依頼に応えていく。

また、アップルはこのタイミングで初めてラジオ局「Beats 1」をスタートさせる。拠点はLA、NY、ロンドンで、それぞれDJはZane Lowe、Ebro Darden、Julie Adenugaが務める。この番組は世界中のユーザーが聴くことができる。

さらには、アップル・ミュージックでは、プロアマ問わずミュージシャンが自分の音源やMV、写真、歌詞、テキストなどをアップロードできるページを設け、開放するという。このプレゼンにはドレイクが登場したとか。

この発表会の最後には、The Weekndが登場し、「I Can’t Feel My Face」を披露したという。

アップル・ミュージックは6月30日にローンチ、月額は9.99ドル。各国個別の価格設定は追ってだそう。アップル・ミュージックは、アップルの端末のほか、ウィンドウズ、アンドロイドでも使用可だという。

このサービスにはPitchforkなど音楽メディアが公式キュレーターにとして加わっているとも伝えられている。

Zane Loweが登場するPR動画はこちら。
https://twitter.com/AppleMusic/status/607991731443744768

The Weeknd「I Can’t Feel My Face」はこちら。
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