モリッシーはなぜあんな顔をするのか その2

モリッシーはなぜあんな顔をするのか その2

このブログは続き、です(前回はこちら。http://ro69.jp/blog/miyazaki/36261)。

今のところ「最後の来日」となっている2002年のサマーソニック。宮嵜は、大阪→東京と、モリッシーを2回観たいがために移動。そして東京会場幕張メッセでは、バックステージに潜入し、スキあらばご本尊の姿をチラ見しようとひたすらネバっていた。

しかし、モリッシーは用意された自分の楽屋に居なかった。特別にあつらえてもらったらしき、他のバンドの楽屋とは明らかに隔離された場所にそれは設置されていたのだけど、本人はまったくいなさそうだった。時折、バンドのメンバーがケータリングやトイレのために出てくるので、つかまえるのだけど、誰一人「まだモリッシーは見ていない」のだった。なのに、リバティーンズのカール・バラーが表敬訪問しようとしても(モリッシーは不在なのだが)楽屋のドアはセキュリティによって頑強に守られたままだった(そのときのカールの、ドアの前に呆然と立ち尽くしていた姿はいまでも鮮明に覚えている)。

バンドのメンバーは言った。「モリッシーとは、ステージでしか会わないんだよね」。

関係者に取材(?)すると、どうやらモリッシーは、出番の直前まで近くのホテルで待機しているらしい。そのホテルは目の前に建っている。なんだそれ。

実は、書き始めたはいいものの、どこに着地するのかまったく見えておりません。が、まだ続きます。
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