U2「One」のジャケットを飾った「バッファロー」写真が展示
2010.09.10 15:45
U2の代表曲「One」のビジュアル・イメージを決定付けた、あの「バッファロー」。デヴィッド・ヴォイナロヴィッチによって撮影されたこの写真が、日本で展示される。『ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現』と題された写真展がそれで、エイズをテーマに10月2日より東京都写真美術館で行われる。
いまではジャケットだけでなく、ビデオ・クリップもこの「転げ落ちるバッファロー」バージョンが有名だが、「One」のそもそものクリップは、U2のメンバーが女装で登場する、ベルリンを舞台とする映像だった。ところが、その内容がエイズを思わせるということで、この「バッファロー」のバージョンに変更されたのである。
奇しくも、この「バッファロー」を撮ったデヴィッド・ヴォイナロヴィッチは、エイズで亡くなっている。何とも言えない偶然である。
写真展のお知らせはこちらから。
http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-340.html
「バッファロー」バージョンのクリップはこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=8bynAWt-pCs&feature=fvw