アンソニー・キーディス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの新作について語る

アンソニー・キーディス、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの新作について語る

アンソニー・キーディスが今年の5月と噂されているレッド・ホット・チリ・ペッパーズのニュー・アルバムについて、SPINに語っている。

通算10作目となる今回の新作について、アンソニーは「今回の曲を書いている間は、これまでになくオープンマインドでリフレッシュされた気分だったと思うよ」と語っている。その理由として「思うに、十分な休養があったのと、父親になったっていうのが大きい」。

この間のレッド・ホット・チリ・ペッパーズは、アンソニーのそうした変化に加え、フリーはUSCで音楽理論を学び、トム・ヨークのアトムズ・フォー・ピースに参加、チャド・スミスはチキンフットに参加と課外活動に励んでいた。そして、ギタリストがジョン・フルシアンテからジョシュ・クリングホッファーに交代している。

「ジョンは僕らの音楽を形作る上でとてもユニークな存在だった。けど、今は新しいバンドとして生み出される新しい音楽に興奮しているんだよ」とアンソニーは続け、「僕らはいつだってレッド・ホット・チリ・ペッパーズなんだ。それは、同時に新しい書き換えや変化をいつだって受け入れてきたということなんだ。結局、そうやって僕らはこの何年も生き延びてきたんだから」

フリーの「音楽学習」の成果は、彼がピアノで創作を行うということにつながり、そうした新しい試みが、実際に本作の制作に持ち込まれていることが伝えられている。「このアルバムは、進化だよ」「以前は、曲はジャムから生まれていた。今回は、いくつかの曲は僕らがこれまでやってこなかったようなやり方で組みたてられている。そこには、フリーが学んできた音楽理論も役立っているよね。曲作りの工程がもっと緻密になっているんだ」

現在のところ、このアルバムのワーキング・タイトルは『Dr. Johnny Skinz's Disproportionately Rambunctious Polar Express Machine-head』だとのこと。このタイトルは、ある友人にインスパイアされたものだそうだ。「彼がこれまででも最高のアシッド・トリップについて回想したことがあったんだけど。彼が言うには、そのトリップの中で彼自身はさまざまな惑星や月でソールド・アウト・ショウを演り、ナンバー・ワン・ヒットをいくつももっていたって言うんだよね」
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