モリッシー「LA公演100%ベジタリアン化」を会場側が否定
2013.02.21 11:30
3月1日に予定されている、モリッシーのLA公演。その会場となるステイプルズ・センターは20000人収容で、先日もグラミー賞授賞式が行なわれたアリーナだが、今週発表された、「モリッシーの公演が行われる当日、ステイプルズ・センターはベジタリアン仕様になる」というプレス・リリースが、会場側から否定された。
「会場内および会場外のすべてのヴェンダーが100%ベジタリアン仕様になるのは、これが初めてのことです」とプレス・リリースには書かれ、モリッシー自身も「これはぼく個人の勝利などではなく、動物の勝利だと見ています」とのコメントを出していたものだが、このことについて、会場側は「こうしたリクエストは、サー・ポール・マッカートニーさんからあったときにも、お断りしてきました」と返答し、事実上拒絶された格好となった。
ただし、会場側としては、「もちろん、すべてのバックステージのケータリングについては、当日の夜に関してはポール・マッカートニーさんの時と同様、100%、肉の使用のないものをご用意いたします」としていて、さらには、「過去の事例と同じように、この夜もベジタリアン仕様のメニューを多数取り揃えて、皆様のご来場をお待ちできることを我々一同大変喜ばしく思っております」と付け加えている。
なお、この夜の公演は、ソールド・アウト。